皆さんは、「夏の風物詩」といえば、なにを思い浮かべますか?
花火。
海水浴。スイカ割り。
風鈴。
帰省。
平和への祈り。
様々な事が私としても思い浮かびます。
でも、私が「夏」と言って、一番思い起こすことには
「高校野球」があります。
「高校野球」。
その中でも特別なものとして位置づけられた「夏の高校野球」。
私は、神奈川県に来てまだ5年なので、「神奈川県の高校野球」に最近まで、そこまでの思い入れがなかったのですが、神奈川県は明治初期より開港の地・横浜で野球が行われた土地柄ということもあってか、高校野球の前身である「中等学校野球大会」の黎明期より全国に名を知られた「強豪地域」でした。
戦後は、公立進学校の湘南が全国制覇したのを皮切りに、その後は多くの私学の名門が甲子園を席巻し、あるメジャーリーガーにまでなっているプロ野球選手(高校2年生の時に甲子園ベスト8)の回想では、「甲子園での戦いより、神奈川県のベスト8以降の方がいろんな意味でアツかった」と言っていたほどでした。
元来、高校野球が大好きな私としては、最近、「やはり神奈川に縁が出来た以上は、こちらの大会もしっかり見ておきたいな・・」と思い始めました。
その中で、私が気にしたのは、鎌倉市に住んでいる私ですが、「鎌倉市から夏の甲子園に出た学校が未だかつてない」と言う事実でした。
では、鎌倉の高校で、上位戦線に名乗りを上げそうな学校の試合を観に行こうか‥と、そう考えた時、真っ先に候補に上がったのが「鎌倉学園高校」でした。昭和時代には春のセンバツにも出場経験があり、近年もたびたび上位に顔を出す存在なので、「全国各地の予選から追っている」私としては、神奈川に来る前から校名は知っていました。
そして7月18日の5回戦、平塚学園戦。
私はこの試合を観戦に行く事にしました。

会場は平塚球場でしたが、平塚に着いて本当に驚きの連続でした。
「県予選のベスト16」なのに、球場方面に向かうバスには長蛇の列。
仕方がないので物凄く暑い中、25分かけて歩いて行くと、そこには到底、ベスト16とは思えない、物凄い賑わい。
「これが神奈川の高校野球か‥確かに格別の人気だ!」
本当に強く、思いました。
そして、この日、私は鎌倉市民なので、もちろん鎌倉学園のスタンドに座りましたが、延長10回(タイブレーク)で鎌倉学園勝利、という展開も結果も熱かったですが、それ以上に鎌倉学園の応援席がアツく、楽しめました!!
後から聞きましたが、私は鎌倉学園について、同じ敷地にある建長寺の前を通ったり、建長寺の境内の中にも入ったことがあるので、学校への土地勘はあるのですが、学校がかなりの受験難関校であることをこのタイミングで知りました。私の田舎でもそうですが、学業レベルが高い学校はえてして在校生、もしくは卒業生の愛校心がとても強いものです。地方だとそういった存在が公立高校に偏りがちですが、首都圏は私学にもそういった存在が多いのだな、とこの日、改めて思いました。

特に鎌倉学園に得点が入ると、野球部OBではないらしい卒業生の集団が私の周りに何人か陣取っていたのですが、その他の関係者も交えて皆で肩を組んでそのたびに校歌の大合唱・・あれは、見ていて本当に楽しかったですね~
あれに似た光景を見たことがある、と思っていたら、私の田舎の東北地方の野球応援で、旧制中学(今でもバンカラ応援団がいるような学校)系の公立進学のスタンドが常にあのような盛り上がりの雰囲気だったのを思いだしました。

平塚学園の応援も物凄く元気でした。

この試合は、一進一退の攻防の末延長戦に入り、10回表に鎌倉学園が4点を勝ち越し、ベスト8進出を決めました!!もちろん、スタンドは大興奮でした!!あの空間にいて、本当に楽しかったです!!
気温は暑かったけど、試合も、そしてスタンドも本当に「アツかった」です!!
鎌倉学園は横浜スタジアムに会場を移した準々決勝で全国制覇経験のある名門・桐蔭学園を破ってベスト4に進みましたが、ベスト4で桐光学園に惜敗。
残念ながら、今年も「鎌倉から夏の甲子園」とはなりませんでした。
それでも、あの試合を観られただけで、私の夏の想い出が1つ増えた気がしているし、「鎌
倉学園を応援する視点」で観戦したことで、鎌倉に来てまだ5年のいわば「よそ者」の私が、少し本物の鎌倉人に近づけた気がしています。
近い将来、この鎌倉から夏の甲子園出場校が出ることを期待しています。
追記・静岡県にある私の母校は「強豪」の位置づけですが、今年は私が観に行った試合で早々に敗退したので、近い将来、鎌倉の学校と一緒に甲子園に出てくれれば、私にとって
本当に喜びです。




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