【前編】かまくらいふ編集長・ひとみさん
鎌倉を「好き」でつなぐ。ワクワクが人と街を動かすまで
――「鎌倉のひとに学びつながる」の動画はこちら
■「鎌倉のひとに学びつながる」とは
このシリーズは、鎌倉という場所で自分らしく生き、働き、関わる人に焦点を当て、その言葉や行動から「生き方のヒント」を受け取っていく対話型インタビューです。
肩書きや成功談だけではなく、迷いや試行錯誤、そこから生まれた選択まで丁寧にたどることで、「自分も一歩踏み出してみよう」と思えるきっかけを届けます。
今回登場するのは、鎌倉の地域情報メディア「かまくらいふ」を率いる編集長、ひとみさん。
前編では、メディア運営の原点と、鎌倉で生まれた“あるキャラクター”が、なぜ多くの人を巻き込み始めたのか――その背景に迫ります。
■人物紹介|「かまくらいふ」編集長・ひとみさん
ひとみさんは、鎌倉のグルメ・お出かけ・イベント・文化を発信する地域メディア
かまくらいふ の編集長。
在籍する約10名のライターとともに、実際に歩き、食べ、感じた鎌倉を言葉にして届けてきました。
記事で大切にしているのは、「話題性」だけでなく、
- 子ども連れでも行きやすいか
- 家族・友人・デートで楽しめるか
- 店主や作り手の“想い”が感じられるか
といった暮らし目線。
「美味しさ」以上に重視しているのは、店主の情熱や愛情。
それが味や空気感として、自然とにじみ出る――
そんな感覚を、ひとみさんはとても大切にしています。
■鎌倉は「多彩」で「多様」な街
海も山もあり、歴史も文化もあり、そして何より“鎌倉が好きで住んでいる人”が多い街。
ひとみさんは、鎌倉をそう表現します。
「鎌倉が好き」という共通点があるだけで、
初対面でも会話が自然と弾み、関係が生まれていく。
それは、この街ならではの空気なのかもしれません。
■かまくらいふのマスコット「かまにゃん」誕生秘話
前編の大きな見どころは、
地域猫をモチーフにしたマスコット「かまにゃん」の話。
- 首輪は“しらす”
- 大仏のポシェット
- お腹が空くと、漁師さんからもらったしらすを食べる
- なでると福が来る“招き猫”
という、鎌倉愛がぎゅっと詰まった設定。

この「かまにゃん」が、着ぐるみ化され、
イベントや街に“登場する存在”になったことで、
人と人、地域と想いが、次々につながり始めます。
■ワクワクを信じて、まずやってみる
ひとみさんの行動原理は、とてもシンプルです。
「自分で失敗する分には、もういいじゃんって思ってます。
まずは、やってみる。」
ワクワクすることを見つけ、
人と話し、流れに身を任せ、
違ったら“失敗”ではなく軌道修正と捉える。
成功のハードルを下げ、
「テスト感覚」で一歩を踏み出すことで、
結果的に多くの人が巻き込まれ、
気づけば大きなうねりになっていた――
それが、かまにゃんの今につながっています。
■前編のまとめ
前編では、
- かまくらいふ誕生の背景
- 鎌倉という街の魅力
- かまにゃんが生まれ、動き出した理由
- 「ワクワク」と「対話」を軸にした行動哲学
が語られます。
「何かやりたいけれど、最初の一歩が踏み出せない」
そんな人にこそ、刺さる言葉が詰まった前編です。
👉 後編では
かまにゃんの具体的な展開(ツアー・コラボ・福祉事業)、
夫婦で営むリフォーム会社のリアルな話、
そして「理想の暮らし」「学びとは何か」という
ひとみさんの人生観に迫ります。
▶ 後編はこちら
【後編】かまくらいふ編集長・ひとみさん
― かまにゃんが描く、鎌倉のやさしい循環



コメント