【第36回】しょーちゃんコラム  「鎌倉から近場お出かけスポット~横浜市・港の見える丘公園」

風光明媚な、歴史と文化の都市、それが私の住む鎌倉です。

鎌倉には、地元はもちろんのこと、近隣にも素晴らしい「お出かけスポット」がたくさんあります。

「湘南地方」と言われる藤沢市や茅ヶ崎市、そして南下して三浦半島にも「自然的な光景」を備えたお出かけスポットがたくさんあります。

しかし、実はやはり隣接自治体ということになる、「大都会」のイメージが強い横浜市にも、落ち着いた雰囲気の、文化的な要素も大きいお出かけスポットが点在しています。

今回は、鎌倉からの近場お出かけスポット紹介ということで、2月中盤に行った、神奈川県の大動脈と言える地域に静かに佇む山手町の一角にある「海の見える丘公園」の話題を取り上げたいと思います。

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港の見える丘公園 入口の地図

2月中盤の「小春日和」という趣の、天気のすこぶる良い日に行きました。

交通手段としては大船駅から横浜駅へ出て、「みなとみらい線」にて「元町・中華街駅」で降りました。

駅から公園の入り口まではすぐ近くです。

通り道に「山手迎賓館」がありました。

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山手迎賓館

公園の入り口側に、「横浜ボウリング発祥の碑」がありました。

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横浜ボウリング発祥の碑

第15回 日本で初めて「横浜ボウリング発祥の碑」 – はまっこ観光www.hamakko.jp

幕末に外国人居留地の開設された横浜では、長崎に続いてボウリングをこの地で楽しむ外国人たちがいたそうです。初めて、横浜でボウリングがプレーされたと記録に残るのは1864年のことだそうです。ただし、日本人が一般的に余暇としてボウリングを楽しむ文化が根付くには、ずっと時代を下って太平戦争後を待たなければならなかったということです。

世の中が「尊王攘夷だ、いや開国だ!」「新選組だ!」と言う感じで騒がしかった時代に、ここ横浜の一角にはボウリングを楽しむ人たちがいた・・近代史を感じて、その碑の前に立つ自分に不思議な感動を覚えました。

階段を昇って行った先にあった、公園の一角である「フランス山」から「港の見える丘公園」の一番上へ続く道には、横浜が日本の近代史の先端にあった時代を感じさせる景色が広がっていました。

かつて、「フランス山」には、明治期から関東大震災による倒壊した時期を経て、昭和期までフランスの領事館が存在していました。

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領事館には、写真などは現存していないとのことですが、風車があったと推定されており、様々な資料から「多翼形」であったと推定されており、それをもとに現在、復元されているということです。

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風車
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風車と領事館跡地

フランス山から奥に行くといよいよ「港の見える丘公園」です。

大都会、横浜・しかも中心部の中の静かなオアシスと言う趣でした。

公園からは、見渡す限り横浜港の大パノラマでした。

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大パノラマ
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公園内の噴水も風情を掻き立てます

私ことながら、私自身は、数年前まで東北地方の内陸部で生活をしていて、大体が「海まで100キロ近く距離がある」という生活圏でしたし、人生の中では静岡市や同じ東北でも秋田市など、海が近くにある、という環境で暮らしたことはありますが、大都市の中でこんなに美しい海景色がある、という景色と感覚は未だに感動を覚えます。

余談ですが、私の母親は海をその目で見た記憶は「子どもの頃」だそうです。多分、生活に必死で、家族で海に出かけたことを忘れているようなこともあるのでしょうが、海と遠い地域で根を張っていると、その様に海に縁がない暮らしをずっと送っている人も多数、いるわけです。(地元・鎌倉の人などはビックリするかもしれませんが)そしてそうした人たちは、海を見ると、凄く感動するものです。私は、鎌倉地域である大船に今は住んでいますが、今もその感覚で生きている、と自己分析しています(笑)このように、些細なことで感動する心も大切しながらこれからも生きていきたいですね。

さて、「港の見える丘公園」の奥の方には、「神奈川近代文学館」があります。

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神奈川近代文学館
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私はこの文学館は4年ぶり2回目の来館でしたが、横浜出身の獅子文六や「鎌倉文士」の面々など、実は日本の文学史に燦然と輝く神奈川の文学史に大いに振り返る、文学の好きな人なら非常に楽しめる文学館だと思っています。

館内の資料は撮影禁止であるため、資料の写真はありませんが、最近鎌倉にて発見された中原中也の貴重な直筆の原稿が展示されていたり、貴重な神奈川ゆかりの作品・神奈川ゆかりの作家の原稿が多数展示されていました。

(芥川龍之介の「鼻」などの直筆原稿や、堀辰雄の「風立ちぬ」の原稿、横浜出身の吉川英治の直筆原稿など、それは貴重な資料ばかりで、満足な時間でした)

終わった後は館内のレストランで昼食。

基本的に寿司レストランということで、おにぎりセットでも1000円以上かかりましたが、とても美味しかったです。

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美味しゅうございました

この日はその後で「横浜市立中央図書館」へ向かい、その後桜木町から大船へ帰りました。

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野毛の街中

野毛の方面はガヤガヤと喧騒を感じました。

「港の見える丘公園」から至近距離でもこの、雰囲気の違い。

どちらがいいか、は人それぞれ、またはその時のその人の状況や気分次第、ということもあるでしょうが、「港の見える丘公園」一帯は、「大都会の中のオアシス」だということは間違いないだろう。そう、思いました。

鎌倉からもほど近いところ、一歩出れば物凄く至便な場所にこのようなオアシスが存在することは、とても素晴らしいことだと感じています。

鎌倉や、近隣の皆さんも、一度、「港の見える丘公園」を体感してみてください!!

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この記事を書いた人

数年前に東北地方から移住してきました。様々な人の支えでこの街でくらしています。私は歴史好きであり、さらには地域のパワーが凄いこの街が今は大好きです。外部から来た者ならではの視点で、この街の魅力を発信していきたいです

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