🏛️ 鎌倉市民の税金の行方は?
令和6年度 鎌倉市の家計簿を大公開!
市の税金がどのように使われているか、どんな取り組みが進められているのか。
令和6年度の「鎌倉市の決算」がまとまりました!
💰 一般会計の収支(市の基本的な家計)
令和6年度の一般会計は 776億円(前年比8.1%増)。
主な歳入の内訳は以下のとおりです:
| 項目 | 金額 | 前年比 |
|---|---|---|
| 市税 | 372.6億円 | +0.1% |
| 国庫支出金 | 130.6億円 | – |
| 市債(借入金) | 26.2億円 | – |
| その他 | 164.7億円 | – |
歳出は 738.4億円(前年比7.7%増)。中でも大きな支出は以下の通り:
- 扶助費(福祉など):193.1億円
- 人件費:134.3億円
- 投資的経費(インフラ等):53.8億円
💡 詳細は市の決算書や「広報かまくら」をご覧ください。
🧑🏫 重点施策:市民のくらしを支える取り組み
🔸 学びの多様化学校の設置
→ 不登校の子どもたちにも配慮した新たな学びの場を整備。
🔸 津波避難経路の再整備
→ 材木座地区や富士塚小に避難施設を設置。
🔸 観光・デジタル化への投資
→ 市民生活の利便性向上や魅力発信にも貢献。
📈 特別会計・公営企業会計も安定
| 事業 | 歳出額 | 増減率 |
|---|---|---|
| 国民健康保険 | 162.4億円 | -3.0% |
| 介護保険 | 190.9億円 | +3.1% |
| 後期高齢者医療 | 70.8億円 | +23.2% |
| 下水道事業 | 99.2億円 | -2.2% |
すべての指標において、「健全」と評価されました。
📉 市の借金は着実に減少中
過去5年で市債(借入金)は 167億円 減少!
📉 借入残高の推移:
- 令和2年度:692億円
- 令和6年度:525億円
市では世代間の公平性を意識し、無理のない返済計画のもとに財政運営を行っています。
🧾 ふるさと納税での流出と市の対策
市民が他自治体にふるさと納税を行うと、市の税収が減少します。
そこで鎌倉市では、「鎌倉スクールコラボファンド」などのガバメントクラウドファンディングを推進中!
🎁 返礼品はないですが、控除・還付は通常のふるさと納税と同じです。
🧮 総括:鎌倉市の財政は?
✔ 歳入・歳出ともに増加
✔ 福祉・教育・防災に力を入れた一年
✔ 財政の健全性は引き続き維持
今後も物価高への対応やサービスの効率化を進めつつ、市民にとって「見える財政」を目指していきます。
🗂️ 図解でもっと知りたい方へ
こちらの画像(出典:「広報かまくら」)でも、市の収支の仕組みがよくわかります👇



コメント