【第3回】ますやさきこコラム「 汐まつりとどんどん焼き」

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1月11日(土)材木座海岸で行われた汐まつりとどんどん焼き(どんと焼き)へ行ってきました。この行事は、材木座の村社である五所神社の祭事です。

鎌倉神楽を奉納することから、潮神楽とも言われているそうです。

1年前のこの時期はまだ鎌倉に住んでいなかったので、今回初めてこの習わしを知り、これまで神楽すら実際に見たことがなく、しかも浜で行われるということがこの地域ならではで、とても興味深かったので見に行ってきました。

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晴天のもと行われた伝統行事

10時頃に浜へ行くと、想像していたよりも多くの人がすでに集まっていました。笹の葉のついた大きな竹で四方を囲われた会場ができていて、海に向かい祭壇があり、みかんやお神酒、お塩、玉串などが供えられていました。

ちなみに玉串とは、榊の木の枝に特殊な裁ち方をして折った白い紙を麻で結んで下げたものを言うそうです。今回初めて知りました。

思い返せば先日の大晦日、1年の御礼参りで五所神社へ行った際に、神社では新年を迎える準備をしていたのですが、この玉串も絶賛制作中でした。

そして元旦になり、新年のご挨拶をしに再び五所神社へ行くと、普段は閉じてある本殿が開かれていて、中へ入ると榊を渡され一瞬戸惑いましたが、私たちの前にいた方の見よう見まねで納めてきました。今思うとこれが玉串だとわかりました。年明けの0時〜2時間ほどのみ、本殿に昇殿して玉串の奉納ができたようです。

何も知らずに行きましたが、とても貴重でありがたい体験から2025をスタートできたことに感謝です。

さて、この汐まつりは、海の安全と大漁を祈願して神職が潮神楽(鎌倉神楽)を奉納するというもの。参加者は五所神社役員、天王唄保存会、五所和賀會、材木座囃子連中、材木座の漁師の皆さん、材木座商店会会長、市議会議員など。(間違えていたらごめんなさい)

強風や天候不良時は五所神社境内にて行われるようでしたが、この日は朝から晴天、真っ白な富士山もくっきり見え、風もなくとても良いお日柄でした。

▲富士山もくっきり見える冬晴れのもと開催

神職による神楽

その昔、源頼朝が鶴岡八幡宮を造営した際に、材木座海岸に引き上げられた木材が「天王唄」を歌いながら運ばれたそうです。

鎌倉天王唄が奉納され、神職にて玉串を受け取り、参加者が一人づつ奉納。その後、神楽がはじまります。

▲天王唄奉納

神楽といえば、映画「君の名は」で見たイメージで、巫女さんがやるものだと思っていたので、神職の方々が舞をするのが新鮮でした。

▲神職より一人ずつ玉串を受け取り奉納

▲神楽がはじまります

次に、神職よりひとりひとりにお神酒が配られます。そして、釜で煮えたぎったお湯が撒かれます。このお湯がかかると健康に過ごせるそうです。

▲御神酒が配られ身を清めます

▲お湯が撒かれます

さらに神楽は続き、5本の矢を持った神職が四方へ矢を打ちます。最後に祭壇へ向かいますが、祭壇へは打たずに終わります。ちなみに、矢の先は尖っていないので、飛んできても安全です。

神楽の終盤、天狗と”もどき”の神楽がはじまります。天狗の舞をもどきが邪魔をするという設定のようです。この時にみかんがたくさん撒かれました。

ぎっしり1時間、なかなか見応えがあり、神職の方々がひとり何役も勤めていたのが印象的でした。

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