竹を伐り、加工し、最後にみんなでそうめんを味わうまでの時間を、体験させて頂きました!
自然や生物多様性に関心がある私にとって、暮らしの中で自然とつながれる貴重な体験であり、
みんなで汗を流して最後にはそうめんを味わう、非日常を共有できる特別なひとときになりました。
鎌倉竹部とは
鎌倉や二宮を拠点に活動する「鎌倉竹部」さんは、竹林再生や竹細工を楽しみながら「半竹半X」な暮らしを提案しています。かつては生活に欠かせなかった竹も、いまでは使われる機会が減り、放置された竹林が増加。そうした竹をもう一度生活に取り入れ、地域の資源として活かそうと、竹籠づくりや竹あかり、地域イベントでの竹演出などを幅広く展開しています。
「竹林を活かすことは、暮らしを守ることにつながる。」という思いを大切に、古民家「YORI」での竹細工講座なども開催し、世代を超えて竹でつながる交流の場も生み出しています。
竹からつくる流しそうめん体験
孟宗竹の竹林へ。大きな竹を伐る瞬間は迫力がありましたが、実際に持ち上げると意外と軽く驚き!!!

伐った竹を金槌で割り、節を取り除き、やすりで磨いていくと、そうめん台用竹が完成。節を割るときに響く「パキッ」という音や、竹が形を変えていく手応えはとても爽快!!

箸も自分で1から作らせて頂きました。
自分の不器用さに涙目…

最後は、みんなで持ち寄ったそうめんや薬味を流して味わいます。
涼やかな竹を流れるそうめんは目にも心地よく、汗をかきながら準備した一口は格別。
家で食べるそうめんとはまったく違う美味しさを感じました!!
ガタガタの箸でも自分で作ったので愛着が湧いたので大切にお持ち帰り…
振り返って
竹を切るところから始まる流しそうめんは、ただの食事ではなく、自然と一体になれる体験でした。
環境や生物多様性の保全に興味のある私にとって、竹と触れ合う時間は暮らしを豊かにする小さな学びでもありました。
鎌倉竹部さんの活動は、竹林を守りながら、人と人、自然と暮らしをつなぐものだと思います。
詳しくは [鎌倉竹部公式サイト] をご覧ください。
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