【鎌倉の魅力ある人】かまぞう室長・鎌倉経済新聞編集長 鈴木章夫さん〔後編〕 

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鎌倉のひとに学びつながる:鎌倉経済新聞 編集長としての鈴木 章夫さんインタビュー(後編)

鎌倉という街を歩くと、ふとした路地裏に新しいお店や小さなマーケットが開かれていて、そこに暮らす人や訪れる人の笑顔が広がっています。
その光景を「ハッピーなニュース」として丁寧に記録し、街に循環させているのが鎌倉経済新聞。日常の小さな出来事を希望の物語に変える、その活動の背景を深く語っていただきました。
後編では、メディアを立ち上げたきっかけや、取材を通して見えてきた「鎌倉らしさ」、そしてご本人の学びの姿勢に迫ります。ぜひ動画で、その柔らかな声に耳を傾けてみてください。

鈴木 章夫さん プロフィール

鎌倉経済新聞 編集長も務める!
求人広告会社で20年以上にわたり広告制作に携わったのち、鎌倉の会員制図書室「かまくら駅前蔵書室(通称かまぞう)」を立ち上げる。のちに縁あって「鎌倉経済新聞」の編集長となり、地域に根ざした取材活動を続けている。市内外の人をつなぎ、鎌倉を「誇れる街」として発信し続けている。

インタビューのあらすじ

鎌倉経済新聞は、全国に130ほどある「みんなの経済新聞ネットワーク」の一つとして誕生しました。大切にしているのは「ハッピーなニュースだけを届ける」という視点。事件や事故は扱わず、新しいお店の誕生や地域イベントなど、前向きな情報を伝えることを軸としています。

編集長ご自身は、横浜のまちづくりNPOでこのメディアに出会い、当初は素人ながらも記事執筆を経験。その後、かまぞうの活動と並行して、鎌倉でも経済新聞を任されるようになりました。名刺に「鎌倉経済新聞編集長」と書かれることで、普段は会えない方にも取材を通してつながれる――その大きな広がりを実感したそうです。

取材では、なるべく小さなお店やユニークな催しを取り上げることを心がけています。路地裏でのマーケットや新規開店したお店の背景を聞くことで、自身もハッピーになり、その空気感を記事に込める。記事自体は客観的で事実に即したものですが、読み手にはほんのり温かさが残るよう工夫していると語ります。

さらに話題は、鎌倉という街そのものへ。住む人々が強い誇りを持ち、外から来た人々も自然に溶け込む。その独特の魅力は「全国的に見ても珍しい」とのこと。海風で自転車や車が錆びる、といった“デメリット”さえも愛着に変えてしまう人々の姿に、鎌倉ならではの豊かさを感じているそうです。

理想や目標を掲げるよりも、その場で出会う人と生まれる流れを大切にしている編集長。学びについても「すべての関わりが学びになる」と語り、机の上の勉強よりも、人や街との関わりから得るものに価値を見出しています。

この後、動画ではさらに「かまぞう」との関わりや、ご自身の生き方に通じる深い言葉が続きます。鎌倉の風土や人への想いが自然体で語られる様子を、ぜひご覧ください。

ここからつながる

「鎌倉のひとに学びつながる」では、地域で活躍するローカルヒーローたちを数多く紹介しています。暮らしや文化を支える人々のストーリーに触れることで、鎌倉のまちをもっと身近に感じていただけるはずです。ぜひこちらのサイトもご覧ください!

👉 鎌倉のひとに学びつながる

鎌倉のひとに学びつながる

鎌倉で元気に活動する魅力的な人たちを、山崎奈々絵さんが市民目線でインタビューし、その思いや活動を動画で伝えるメディアです。2021年から独学でスタートし、動画は200本を突破。取材の輪はママ友から始まり、地域へと広がっています。「地元の気になる人の話が聞ける、身近な学びの場」を目指し、鎌倉の今と未来を記録し続けています。(鎌倉サーキュラーアワード2024認定)

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この記事を書いた人

こんにちは、上岡洋一郎です。
鎌倉生まれ育ちの36歳、ハウスメーカー営業、不動産投資会社を経て、不動産屋さんをやっています。不動産を通してこの地域がもっとワクワクできないか、いつも模索しています。

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