🐈 災害時、ペットと一緒に避難できますか? 🐕
― 鎌倉市の「ペット同行避難ガイドライン」から学ぶ防災対策 ―2025
📝 ペットとの避難、日頃の備えがカギです!
災害時、飼い主とペットが安全に避難するために、鎌倉市では「ペット同行避難ガイドライン」を作成しています。人と動物が共に安心して避難所で過ごせるよう、平時からの準備が大切です。
目次
🐾 ペットと避難するための7つのポイント
① 日常の防災対策
- 室内:家具の固定、割れ物の整理を。
- 屋外:ブロック塀や倒壊物の確認を。
- 首輪や鎖の点検も忘れずに。
② しつけと慣らし
- キャリーやケージに慣れさせておきましょう。
- 犬は「待て」「おいで」など基本的なしつけを。
- 他の人や動物を怖がらないよう、日頃から接触に慣れさせておくと◎。
③ 健康管理
- 狂犬病や各種ワクチン接種は必須。
- ノミ・マダニの予防や、不妊去勢手術も検討を。
- 薬や療法食の備蓄も忘れずに。
④ 迷子対策
- 首輪に迷子札をつける。
- 犬は「鑑札」と「狂犬病予防注射済票」を常時装着。
- マイクロチップの装着と登録も推奨されます。
⑤ 避難用品の準備
- フード、水、ケージ、リード、トイレ用品など。
- 少なくとも5日分(できれば7日分以上)を備蓄。
- キャリーやケージは市での貸し出しはありません。
⑥ 避難ルートと一時預け先の確認
- ペット同伴で避難訓練を行い、ルートを事前に把握。
- 避難所では十分なペット環境が整っていないこともあるため、親戚やペットホテル等の一時預け先も検討を。
⑦ 指定避難所での受け入れ条件
- 鎌倉市の小中学校25校がペット同行避難に対応。
- ケージやキャリーバッグ持参が必要。
- 食料やトイレ用品は各自準備。
- 犬は鑑札・注射済票の装着が必須。
🏫 避難所でのマナーと責任
- 避難所では他人への配慮が最優先。
- 鳴き声、排泄、体毛などへの配慮を忘れずに。
- 飼い主同士で「飼い主の会(仮称)」をつくり、清掃や物資の管理などを協力し合いましょう。
📋 チェックリストで備え確認!
「ケージに慣れているか?」「ワクチンは済んでいるか?」など、飼い主向けのチェックリストを活用して、万が一に備えましょう。詳細はガイドラインをご確認ください。
🗒 ガイドライン発行元
- 編集・発行:鎌倉市総合防災課、環境保全課、湘南獣医師会
- 連絡先:0467-23-3000(代表)
災害時に慌てないためには、日ごろから避難場所や備蓄品の確認を行いましょう。
特にペット連れの方は、同行避難のルールや準備を十分に理解し、家族として命を守る行動が必要です。
ご案内した鎌倉市の防災・避難に関する情報は、2025年現在の内容に基づいています。
ただし、避難所の場所や運用体制、ペット同行避難の方針、備蓄内容などは、今後の災害対応方針や地域の状況に応じて変更される可能性があります。
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