鎌倉のひとに学びつながるとは
「鎌倉のひとに学びつながる」は、鎌倉で暮らし、働き、活動する“ひと”に焦点を当てたインタビューシリーズ。
市民が市民にインタビューし、地域に生きるそれぞれの想いや生き方を共有することで、学び合い・つながり合う場をつくっています。
ゲスト紹介
今回のゲストは、鎌倉市在住の中学2年生・原澤幸希(はらさわ ゆき)さん。
小学生のころから環境活動に取り組み、給食ストローの廃止をきっかけに「プラスチックごみ削減」のムーブメントを広げてきた学生環境活動家です。
映画『マイクロプラスチック・ストーリー』アンバサダーや、NPO気候危機対策ネットワーク、鎌倉市SDGs推進隊としても活躍しています。
インタビュー内容あらすじ
原澤さんが環境問題に関心を持ったのは、小学3年生のとき。
ダボス会議での10代のスピーチを見て、プラスチックごみの現実を知ったことがきっかけでした。
「給食のストローを使わなければ、少しでもごみを減らせるのでは」と行動を起こし、仲間とともに1万本のストロー削減を実現。
その後も、鎌倉市教育長や慶應義塾大学・宮本教授との出会いを経て、微生物が分解するストローを使った実験にも挑戦。
この研究から誕生した新種の微生物「ニシカマエンシス(Nishikamakuraensis)」の発見にも関わることになりました。
活動の中で感じたのは、「知っている」だけでは変わらないという実感。
本で学ぶだけでなく、自分の目で確かめ、手で触れる体験が行動につながること。
そして「子どもだから無理」と諦めず、声を上げることで大人たちをも動かせるという希望でした。
ポスターづくりや講演活動を通じて、学校の中から地域へ、さらに全国へと広がったその輪。
「行動を諦めないこと」「信じて続けること」が、未来を変える力になることを、原澤さんは自らの姿で伝えてくれます。
山﨑奈々絵さんより
「原澤さんの言葉から、次の世代がこの街に何を感じ、どんな未来を描こうとしているのかが見えてきます。
鎌倉という地域が、若い人の声に耳を傾け、共に考えていける場所でありたいですね。」
🎥 動画で本人の言葉をぜひご覧ください!
👉 【前編】環境活動家 | 中学2年 | 原澤幸希さん | 学生がムーブメントを起こす地域へ
🌿次回【後編】の見どころ
後編では、原澤さんが環境活動を通じて出会った人々、そして「学び」の本質について語ります。
苦手だった人前での発表を克服したきっかけや、挑戦を後押ししてくれた大人たちとの出会い。
さらに、「学生が地域とどうつながり、ムーブメントを生み出せるか」という視点から、未来の鎌倉への想いを聞きました。
「好きなことを学ぶことは、自分の楽しみにつながる」
「一歩踏み出せば、想像以上の結果が待っている」
まっすぐな言葉に心を打たれる【後編】、ぜひお楽しみに。
ここからつながる
「鎌倉のひとに学びつながる」では、地域で活躍するローカルヒーローたちを数多く紹介しています。暮らしや文化を支える人々のストーリーに触れることで、鎌倉のまちをもっと身近に感じていただけるはずです。ぜひこちらのサイトもご覧ください!

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