地元学 あるものさがし「ネイチャーゲーム体験」開催
鎌倉の自然や歴史に触れながら、森を歩き、学び、遊ぶ人気のフィールドワーク企画「地元学 あるものさがし」。
2025年10月29日(水)、ついに記念すべき200回目の開催を迎えます。今回のテーマは「ネイチャーゲーム体験」。秋の始まりを告げる初紅葉(はつもみじ)の時期に、源氏山の森を散策しながら自然を五感で感じることができます。
■ イベントの魅力
ガイドを務めるのは、鎌倉の森や海、まちを遊びと学びのフィールドとして案内してきた宇治香さん。観光スポットではない“鎌倉の奥深い魅力”を伝えることをライフワークにされており、ユーモアあふれるトークも人気です。
ネイチャーゲームとは、自然を楽しみながら観察し、気づきを深める体験型の学びの方法。子どもから大人まで楽しめるプログラムで、森の中で新たな発見が得られるでしょう。
■ 開催概要
- 日時:2025年10月29日(水)9:30~14:00頃
- 集合:鎌倉駅東口交番横
- 解散:鎌倉駅西口
- 場所:源氏山 各所
- 参加費:1,500円
- 定員:20名(要申込)
- 持ち物:お弁当、水筒、敷物、筆記用具、ハイキングできる服装
■ 200回記念イベントについて
今回の200回目は通常開催として実施されますが、改めて来年、季節の良い頃に「200回記念イベント」として特別なプログラムも予定されています。詳細は現在企画中とのこと。こちらも楽しみです。
■ 参加申込・問い合わせ
- TEL:0467-61-2055
- MAIL:kamakura.arusaga@gmail.com
- 公式ページ:鎌倉あるものさがしHP
鎌倉の自然を味わいながら学べる貴重な体験。観光とはひと味違う「地元学 あるものさがし」に、この機会にぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
地元学 あるものさがしとは?
「地元学 あるものさがし」は、鎌倉の森や海、まちを歩きながら、自然や歴史、文化に触れ、その“本当の魅力”を見つめ直す市民参加型のフィールドワークです。
2009年にスタートし、ほぼ毎月開催を重ねて2023年には170回、そして2025年には200回目を迎える長寿企画となりました。観光スポットを巡るのではなく、「ガイドブックには載らない場所」にこそ鎌倉の大切なものがあるという理念のもと、地域の自然・文化・暮らしを次世代へと伝えていくことを目的としています。
活動の背景には、鎌倉の自然が「開発」によって失われてきた歴史があります。特に1964年、鶴岡八幡宮裏山の谷「御谷(おやつ)」の開発に反対した市民の声が国を動かし、「古都保存法」が成立した出来事は象徴的です。先人の勇気と郷土への愛情が、今の鎌倉の姿を残しました。
その想いを受け継ぎ、ガイドの宇治香さんは、鎌倉の大事なものを伝えることをライフワークにしています。彼の案内はユーモアと温かさにあふれ、学校や企業からの依頼も多く、幅広い世代に愛されてきました。
「あるものさがし」は単なるまち歩きではなく、自然や歴史、人々との出会いを通じて、参加者が自らのまちに新たな愛着を抱き、次世代へと大切なものを守り伝えていくきっかけとなる活動です。
鎌倉がいつまでも魅力あるまちであり続けられるように——。
「あるものさがし」は、これからも地域に寄り添いながら歩み続けていきます。
さらにご興味ある方は宇治さんのWebサイトをご覧になってみて下さい。
👉地元学 あるものさがし

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