ここはどこでしょう?
小川のせせらぎしか聞こえない、ここは今回のご紹介するお家の裏なんです。

敷地ではないにしても、こんな小川が眺められるなんて素敵ですね。
カワセミや6月には蛍が出るんだとか。
川の向こうも緑が広がり、人の視線が全くありません。
ここは、稲村ガ崎。
海辺の街として有名な稲村ガ崎ですが、谷戸の奥に進むとまだ豊かな自然環境が残る場所もあります。


今回はちょっとそんな鎌倉の裏道小道からご案内。
風情ある景色が残るのは、ここに暮らす方々が大切に暮らし継いできたから。
鎌倉でも「ローカル」って言葉が似合うのは稲村ガ崎なんではと思います。

そんな小道の先に、今回のお家があります。

木造の母屋と離れがくっついたような二世帯構造。暮らし方も使い方も住む人次第で楽しめそうな建物。
建てたのは、鎌倉の手広にある「きらくなたてものや」。日本の伝統工法で建てる鎌倉でも珍しい建築事務所です。
瓦も、瓦専業の窯元で焼いているのですが、、、、建材一個一個にこだわりがありすぎて、説明していると止まらなくなります。

日本の伝統工法と言っても様々ですが、このお家は壁を竹と土で作っている本格仕様。
素材を活かしたつくりだと、築年数が経つのは楽しみになり、経年による建材の変化が味となってその環境に馴染みます。
玄関も周りの環境とまるで一体な感じ。


家づくりは夏をもって旨とすべし、と言われますが
まさにこのお家はそんな仕様。土壁は調湿機能だけでなく、見た目からの風合いもどこか涼やかにしてくれます。

建材が良いだけではなく、そこに良い設計が加わると、陽当たり、風通し、眺望が暮らしをより快適に、豊かにしてくれます。
なんとこのお家はエアコンがありません。それでも通り抜ける風と、瓦が熱から家を守って、中を快適にしてくれます。

暮らしていて、なかなか建物の構造を見ることはありませんが、このお家は柱、梁、天井、全て見せます。
柱の太さや組み方からも安心感があるのですが、堅固でありながらしなやかさを感じるのが木造の不思議なところです。

こんなこだわりも建築事務所で建てる醍醐味ですね。 暮らしを楽しみながら自分で作っていく。

家は谷戸(小さな谷間)に囲まれているのですが、山から離れていて湿気がこもりません。
そして適度に谷戸からの風と、海からの風が川を抜ける横にあるので、自然の涼しさを体感できます。


ほら、こんなに開けていると、トイレだってこんなつくりに

水回りも窓があると開けていて、明るいですね。
至る所に建築士さんと施主さんの思いが詰まっているのがわかります。


こちらは離れの方のリビングと居室、四つ切りの部屋が暮らしやすい生活動線を作っています。

そうそう、ここの売主さん、メダカをたくさん育てているのですが、次のお家には全員連れて行けません。
もしメダカ飼いたい方がいらっしゃったら、ご連絡ください。


家は、建物、環境、そしてそこに暮らす人が揃ってつくられていく。
心豊かな時間を感じられるお家。理想ですね。

ご興味ある方は遠慮なくご連絡ください。
連絡先:070-8354-3407
メールアドレス:naoki.matsu.bd@tkbj@gmail.com
項目 | 内容 |
販売価格 | 6,500万円 |
土地権利 | 借地権 |
所在地 | 鎌倉市稲村ガ崎1丁目 |
交通アクセス | 江ノ島電鉄「極楽寺」駅徒歩7分 江ノ島電鉄「稲村ヶ崎」駅徒歩9分 |
建物構造 / 階数 | 木造瓦葺き / 2 建・1階 |
築年数 | 2010年 4月 |
土地面積 | 212.8㎡ (64.37坪) |
建物面積 | 1階:81.04㎡ 2階:38㎡ 計:119.04㎡ (25.04坪) |
用途地域 間取り | 第一種低層住居専用地域 2LDK+2S, 1LDK |
建ぺい率 / 容積率 | 40% / 80% |
都市計画 | 市街化区域 |
接道状況 | 道路幅員:約4.0mに接道 |
設備 | 公営水道 オール電化 公共下水 |
現況 | 居住中 |
備考 | 契約不適合免責、境界非明示、 住宅以外の用途不可 譲渡承諾料・他借地諸条件あり |
法令上の制限 | 景観法、宅地造成工事規制法、 第2風致地区 |
情報更新日 | 2025年9月3日 |
次回更新予定日 | 2025年10月1日 |
取引態様 | 一般媒介 |
商号 | (株)鎌倉ひとはこ |
住所 | 〒248-0004 神奈川県鎌倉市西御門1丁目23-8 |
連絡先 | [TEL]0467-39-6929 [FAX]0467-39-6920 |
代表者 | 上岡 洋一郎 |
免許番号 | 神奈川県知事免許(1)第31431号 |
所属団体名 | (公社)神奈川県宅地建物取引業協会 (公社)首都圏不動産公正取引協議会 |
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