逗子の隠れたスポットと神武寺ご本尊ご開帳 鎌倉には、その周辺にも魅力的なスポットがたくさんあります。 先日は、鎌倉歴史勉強会のご縁があり、逗子の「神武寺」という山寺のご本尊の33年に1度のご開帳、並びに寺院のある「鷹取山」へ登山してきました。
当日は私を含め3人で東逗子駅から鷹取山方面へ向かって登りました。 「神武寺」は山の入り口近くにあり、神武寺まではすこし坂が険しい地点もありましたが、比較的容易な道だったように思います。 今回の神武寺ご本尊ご開帳は「開創1300年記念特別ご開帳」ということで、7年前に本来のご開帳をしているのですが、今回は特別な開創1300年のため、特別に11月18日から24日までご本尊の薬師如来像のご開帳が行われ、次回は26年後、2050年にご開帳が行われるということです。 (私自身、その頃どこでどうしているやら・・。)
奈良の大仏を建立したかの聖武天皇の命を受けた行基上人がこの地に入り、その際に開山したという、つまりはわが国の仏教史を語る上で欠かすことのできない2人が創建に関わっている由緒正しい寺院のご本尊だけに、ご本尊の存在感は目の前で見ると圧倒的でした。 「健康を守ってくれる」と言ういわれがあるようでしたので、自分の、そしてついでに世界人類の幸福を祈願してきました。
その後は、鷹取山登山を行いました。 途中、険しい岩場も多く、私の感想では決して初心者向けのハイキングコースではない、ハードな道のりでもありましたが、中腹の辺りで東京湾まで遠望できるビュースポットがあり、そして山頂にあった展望台からは、相模湾を一望する海景色、そして遠くまで見える山景色も見応え十分でした。
きっと、天気さえよければ、四季折々、様々な顔を見せてくれるビュースポットなのでしょう。 また、機会あれば春先など違う季節に登って、違った感覚であの眺めを見ながら、登頂の喜びを味わいたいな、と思いました。
鷹取山は、急峻な岩場や階段も多く、日頃からある程度の運動をしていないと厳しい面もある山だと感じましたが、その分登頂した際の感動も大きく、展望台からの眺めは、天気が良ければ最高の癒しになるのでしょう。
鎌倉、そして周辺を含めた湘南地方は、このような隠し玉的スポットが点在していることも、暮らしている上での魅力の一つだと感じています(特に、私のように他の地域か移住してきた者にとっては) 都会的な場所や観光地的な部分と、自然豊かな場所、そんな場所にも多く感じられる、歴史の息吹や文化人たちの息吹。 (点在する和歌の歌碑など)
鎌倉市内はもちろんのこと、周辺の地域にも、全部知ろうとすれば「一生かかる」と人から言われるほどの魅力的なスポットにはこの近辺には多くあります。 時間がかかっても、少しづつ、「知って」いきたいです。
投稿者プロフィール
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40代男性。転勤族の子どもとして生まれたため生まれ故郷が無いことが今となっては各地と知ることが出来た強みでもあり、絶対的アイデンティティがないという弱みでもあります。
これから、この鎌倉にまつわることを中心に様々に発信していきます。趣味は読書とか、旅行とか様々にありますが、趣味というより生き甲斐はTHEYELLOWMONKEYの世界観に触れること、静岡育ちなので大相撲の静岡出身関取を応援すること、地域の人々と語らい、多くの刺激を得て、自分もパワーをもらうことです。
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