鎌倉FIKAプログラムとは、鎌倉市の主催する事業で、出会った仲間と共に語らいながら自分の声に耳を傾け、新しい自分を探すことを目的としたプログラムである。その中で「対話プログラム」は言葉で自分の思いや歩みを話し、相手を受け入れることで、自分を受け入れるきっかけを作り、お互いの理解も深めるプログラムである。
みなさん、明けましておめでとうございます。
今年も、しょーちゃんコラムにおいては、鎌倉での暮らしに関わることを中心に、様々な発信をしていきたいと思っております。
本年も何卒よろしくお願い致します。
さて、新年第2回目の記事では、第5回の記事でお話した「鎌倉市FIKAプログラム」のうち、「対話のプログラム」についてお話ししたいと思います。
第5回の記事において「会話と対話では、そこに明確な目的やゴールがあるかで違いがある」という旨の話に触れました。
ここで皆さんに考えて頂きたいことがあります。
皆さんは、そもそも普段の生活の中で「これは、対話だ」と意識して人と話す、ということがどれくらいあるでしょうか?
会議などの場がまず思い浮かびますが、そのような場でもなければ、意識して人と「対話」する機会は、得てしてそんなに多くないものだと思います。
しかし、「FIKAプログラム」において、「対話プログラム」は、本当に意義の深いものであり、私の場合は、2022年に参加したFIKAプログラムにおいて、
初回が対話プログラムであったことが、その後につながっていると確信しています。
私が最初に参加した2022年2期Aの初回では、材木座海岸において「焚き火」を囲みながら、対話を行いました。
その時は、皆が初対面だったので自己紹介からでした。
それぞれがそれまでの歩みやFIKAに参加したことに対する想いなどを語り、その場で共有し合いました。
つまり、話の目的としては、「お互いの事を知る」という目的を持ち、皆で思いを出し合ったわけです。
すると、初回から、不思議とお互いに「仲間としての気持ち」が生まれてきたのを感じていました。
その後、皆と仲良くなることが出来て、楽しく参加することができました。
私自身の事を言えば、その時点で鎌倉に引っ越してきてから日が浅く、地域との仲間と呼べる存在がほぼいなくて、
(街で会ったら気軽に声を掛けられるような存在)寂しくて、しばしば、地元の東北に戻って暮らしたい、そんなことをずっと考えている時期でした。
この時のFIKAの仲間とは、今でも公私に渡りお世話になり、何人もの人と仲良くさせてもらっていますが、この時の仲間との出会いがなければ・・と、怖いくらいの気持ちです。
もっと言えば、初回が対話プログラムでなかったとしたら、もう鎌倉にはいなかったと思います。それほど、私にとって大きな出会いでした。
この秋、私はさらなる「新しい自分」と出会いたくて、2回目のFIKAプログラムへの参加に踏み切りました。
今回は、残暑が続いており、初回からの海岸での焚き火を囲んでの対話は無理という判断になり、屋内での対話から始まり、表現プログラムなどで進みました。
平日開催が多くてなかなか全員揃わなかったこともあり、終盤まで雰囲気がなんとなくぎこちなかったのですが、最終回に焚き火を囲んでの対話会を行い、そこでやっとお互いが「そのままの自分」をかなりさらけ出せたと思います。
その結果、ようやく和んだ、これからも続きそうな繋がりが最後に出来ました。
人は生きていると、その歩みの中で他人に言いたくないことも多く抱えます。
それを全部話すのは酷な事ですが、自分のことを人と分かち合うことによって、作れる大事なものもある、と私はこのプログラムを通して学びました。
そして、このように多くの出会いと、そして自分自身との出会い、ひいては自分自身を見つめ直す機会。
その様な要素を持つ「FIKAの対話」を北欧から持ち帰った鎌倉市は、凄いなと素直に思います。
本当に、鎌倉市に来てよかったと思います。

投稿者プロフィール

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40代男性。転勤族の子どもとして生まれたため生まれ故郷が無いことが今となっては各地と知ることが出来た強みでもあり、絶対的アイデンティティがないという弱みでもあります。
これから、この鎌倉にまつわることを中心に様々に発信していきます。趣味は読書とか、旅行とか様々にありますが、趣味というより生き甲斐はTHEYELLOWMONKEYの世界観に触れること、静岡育ちなので大相撲の静岡出身関取を応援すること、地域の人々と語らい、多くの刺激を得て、自分もパワーをもらうことです。
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