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【鎌倉中央公園】11/30~イベント「野外泊シミュレーション もしかま」

湘南イベント掲示板
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自然災害に備える野外泊体験イベントを鎌倉中央公園で開催

自然豊かな鎌倉で、災害時の野外生活を想定した1泊2日の体験イベントが開催されます。参加者は非常用持ち出し袋を持参し、アウトドア専門家や防災士の指導のもと、実践的な防災知識を学びます。

開催概要

鎌倉エフエム放送株式会社が主催する「野外泊シミュレーション もしかま」は、2024年11月30日から12月1日にかけて鎌倉中央公園で実施されます。参加費は大人5,500円、中学生以下は無料です。

体験内容

参加者は実際に野外で一夜を過ごしながら、災害時に必要な準備と対応を学びます。テント設営や非常食の準備など、実践的なスキルを身につけることができます。

参加条件と持ち物

参加者は3日間の避難生活を想定した装備を持参する必要があります。テント(レンタル可)、寝具、食料、飲料水のほか、防寒具や照明器具など、野外生活に必要な物品を各自で用意します。会場への移動は公共交通機関または徒歩に限定されています。

安全対策

イベントは小雨決行ですが、荒天時は中止となります。会場内での火気使用は制限されており、テント内での使用は禁止されています。また、17:15以降の出入りはできません。

 

 

イベント詳細

非常用持ち出し袋を持って各自集合せよ!

 2〜3日の避難を想定した非常用持ち出し袋を持参して現地に集合。自分たちで用意してきた非常用持ち出し袋の中身で思わぬ危機を乗り越えることができるか? 自己紹介からスタートし、非常用持ち出し袋の中身についてのワークショップを開催します。

テント設営

 今回のもしかまは、野外で一夜を過ごさねばならない状況を想定し、テント泊を体験します。まずは鎌倉中央公園の地域概念把握のために全員で公園内を散策。植生や地形を把握して、飲料水の確保場所、トイレ設置ポイント、火気使用可能な炊事エリア、テント設営適地などを確認します。自分のテントを自分で設営して、宿泊の準備。12月の夜間の気温や就寝時の衣服の調整などを学び、エマージェンシーブランケット、マット、寝袋、毛布など就寝具の確認をします。

災害用トイレ体験

 断水して水洗トイレが使えない場合を想定して、災害用トイレを体験。ごみは?掃除は?災害時のトイレについて、みんなで考えます。

飲料水の確保と有効活用の方法

 水が確保できそうな場所を推定するための方法を伝授。貴重な水を、どこでどのように確保できるのか。実際に園内を歩きながら、水を探すフィールドワーク。避難生活において、どれだけの水が必要なのか確認します。アウトドア用の浄水器を使った水の試飲も。

火おこし体験&実践焚き火術

 人力だけで火を起こす「きりもみ式」の火起こしワークショップ。ライターを使わずに火を起こすサバイバルツールの使い方と焚き火の実践的な方法を伝授。暖をとったり調理をしたり、有効的な火の使い方を学べます。公園内にある「かまどベンチ」を使った炊き出しや野外調理も実践。

非常食調理実習

 自分が準備した道具と食料を使って調理。フェイズフリーな道具や、ローリングストックなど防災への備えなど、日頃の家庭生活から実践できる技を学びます。

夜間歩行体験

電灯が一切ない夜の園路をヘッドランプなしで歩いてみる「カモシカ歩行」を体験。

スライドトークライブ「サバイバルってなんだろう?」

 サバイバル登山家の服部文祥氏と取材を続けるアウトドアカメラマンの亀田正人さんを迎えたトークショー。葉山に暮らし、アドベンチャーレースから雪山、シーカヤック旅などハードなアウトドアでの取材を通して見えてきた、自然の中で生きるということについて語らいます。

クエストタイム・ワークショップ

 次々に起こる不測の事態に、あなたならどう対応する? Q&A形式で課題を出題。参加者みんなで知恵を出し合って、チームワークで課題をクリアしよう!

現役予備自衛官によるファーストエイド講習

 アウトドアライターであり、予備自衛官でもある看護師、芳地直美さんによる災害時の実践的野外救急法。地震による建物崩壊や火事による四肢の損傷火傷対応など、緊急時のファーストエイド術を学びます。

家族でできる実践ロープワーク

 もしもの時に役に立つロープワークを実践!

【むすぶ】もやい結び/結び方の王様!タープにロープを結んでみよう(目をつぶって!)

【しばる】巻き結び、徳利結び△手錠結び

【つなぐ】8の字結び*ロープとロープを結ぶ!

炊き出しワークショップ

 アウトドアコミュニティのスキルとフットワークを活かし、迅速な被災地支援活動を行なってきた大木ハカセ率いる絆プロジェクトの炊き出し鍋をみんなで作ります。手順や役割など、その場のチームワークで作業分担を決定!限られた道具と食材で調理にチャレンジ!

総括と振り返りWS

イベントを参加者全員で振り返り、気づきや学びをシェア。防災意識がガラリと変わるほど、価値ある体験イベントです。みなさま奮ってご参加ください!

 

<アウトドア×防災>

鎌倉は相模湾に面し、三方を谷戸地形に囲まれて地震や集中豪雨など自然災害ともなれば、津波や土砂崩れなどの「もしも」に備えなければなりません。

「もしかまプロジェクト」とは、鎌倉の地域コミュニティーFMである鎌倉エフエム放送が旗振り役となり、「もしもにつよいかまくらをつくろう」を合言葉に、自助力向上と鎌倉の地域防災力強化を目的として結成されたプロジェクトチームです。

鎌倉に拠点を構える各アウトドアブランドや、地域企業、町内自治会、行政などと連携し、防災スキルを楽しみながら学べるイベントの実施や、暮らしのなかで防災を実践できる方法を発信するFMラジオ番組の企画運営を行っています。

 

詳細はこちらから

投稿者プロフィール

上岡洋一郎
上岡洋一郎

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