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【第17回】しょーちゃんコラム 「春の鎌倉・江の島散歩」

地域暮らし案内
地域暮らし案内

鎌倉を含む湘南地方は四季折々に様々な表情を見せ、それぞれに独特の空気をたたえている。今回は、先日、機会あって鎌倉と江の島を知人と散策してきた筆者の視点から、その魅力を改めて考える。

皆さんにとって、多くの人がこの「鎌倉・湘南地方」が地元だと思います。

ではその地元を、しっかり、意識して歩くことは、皆さんあるでしょうか?

特に生まれた時から鎌倉に住んでいる「生粋」の鎌倉の人にとって、この辺りの風景というのは、「当たり前の日常」過ぎて、特に気にする対象でもないのかもしれません。

しかし、私のように遠方から、ある程度年齢を重ねて引っ越してきたものにとっては、「見るものすべてが素晴らしい景色」であったりもするのです。

先日、中部地方から知人が旅行で首都圏を訪れた際、湘南地方を見てみたい、というので案内しました。

江ノ島駅

まず江ノ島へ行きましたが、海が非常にきれいでした。

私は育ったのは北陸の富山市と小学校後半からは静岡市、大学は秋田市にいました。

全て、太平洋側、日本海側の違いはあれど、海のある地方でしたが、その後、25歳から40歳まで岩手県の盛岡市にいて、そこは典型的な内陸部の町でした。

つまり、15年ほどは「海景色」は「非日常」でした。

来てくれた知人も湘南の海の雄大さに感動しているようでした。

その後は江ノ電に乗って「鎌倉高校前」で一度おりました。

もちろん、マンガ「スラムダンク」の聖地として有名な踏切を彼が見たい、との希望により、下車しました。

平日の昼間だったのに、凄い人出でした。

鎌倉高校前踏切写真

鎌倉高校前ホームからの相模湾の眺望

その後、江ノ電で鎌倉駅に向かい、駅前の「味噌ダイニングことかま」という、私が知り合いでもある、自然食レストランにお連れして、久々にランチしました。

彼も喜んでくれたようでした。

ここのランチは本当に野菜不足が一気に解消されますし、美味しいです。

味噌ダイニングことかまのランチ

その後で、「段葛」、そして鶴岡八幡宮の参道「若宮大路」を歩いて桜を愛でながら、鶴岡八幡宮に向かいました。

段葛の桜並木

段葛など鎌倉市内はこの4月4日の時点で8分咲き、という印象だったでしょうか。

とにかく観光客、それも多くは外国人が多いイメージでしたが、桜は本当に美しく楽しめました。

鶴岡八幡宮では、私のお気に入りスポットである鶴岡八幡宮の「池」の前のベンチスペースに行きました。

今回、この記事を書くに当たり、今まで、「池、池」と言っていた、鶴岡八幡宮の池について名前や由来を調べてみました。

その結果、「池」は厳密には3つあり、「源平池」というようです。

名の由来はもちろん、「源平合戦」「源氏と平氏」に由来するわけですが、ここ数年、暮らしの中で馴染だった池がその様な凄い由来だと知って「さすが鎌倉だなあ・・」とあらためて思っています。

ちなみに、この鶴岡八幡宮では、1年じゅう屋台がでているという「事実」を彼に伝えると、驚いていました。

そして池からは対岸に見事な桜も見え、いつものように鯉や鴨たちが穏やかな日常を送っていました。

池のほとり

エサを買って餌付けしている観光客も多くみられました。

ルールさえ守っていれば、ああいったことも大きな旅行の思い出となるのでしょうね。

その後で、写真はありませんが鶴岡八幡宮内の「国宝館」も見学しました。

この時は常設の鎌倉ならではの仏像や、浮世絵の特集もやっていました。

彼も喜んでくれていたようでした。

やはり、仏教など大陸の文化を取り入れながらも、島国ならではの独特な文化の発展を遂げてきた日本ならではのお宝を、見られるときは見たいですね。

鎌倉駅前の私

今回、知人が遠方から来て案内したことで、普段からの生活の場が「非日常」の場に変わって、とても楽しかったです。

また、似たような機会があれば、新しい感覚で、新たな鎌倉を見つけていきたいです。

しょーちゃん
しょーちゃん

季節ごと、様々な顔をみせる古都・鎌倉及び海の見える街・湘南。皆さんもじっくり噛み締めて歩いてみませんか?

投稿者プロフィール

しょーちゃん
しょーちゃん
40代男性。転勤族の子どもとして生まれたため生まれ故郷が無いことが今となっては各地と知ることが出来た強みでもあり、絶対的アイデンティティがないという弱みでもあります。
これから、この鎌倉にまつわることを中心に様々に発信していきます。趣味は読書とか、旅行とか様々にありますが、趣味というより生き甲斐はTHEYELLOWMONKEYの世界観に触れること、静岡育ちなので大相撲の静岡出身関取を応援すること、地域の人々と語らい、多くの刺激を得て、自分もパワーをもらうことです。

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